募る不満と我慢の限界で鬱直前…入社3年目に会社辞めたいと思い早5年

私はとにかく会社を辞めたかった。

仕事の不満。

仕事を押し付ける上司への不満。

それらを抱えて生きていくのに疲れたから。

会社を辞められたら全てが解決する、本気でそう思っていた。

 

これは私が会社を辞めたいと思ってから、実際に辞めるまでの物語。

(第1弾)

今日は「大企業入社~辞める決意をするまで」の期間についてお伝えしていきます。

それでは、ご覧ください。

 

楽園時代から一転

私はとある田舎で生まれ育ち、地元にあるちょっとだけ有名な大企業に高卒で就職しました。

親は鼻高々。

親戚や近所に言いふらし、私もそれが嬉しくて少し浮かれていた時期もありました。

しかも最初はすごく楽しかった。

たくさんの同期達と一緒に研修を受けていたのですが、ほぼ学生と同じような状況でまさに天国です。

授業を受けているだけでお金が貰える!

こんなにお金使いきれないけどどうしよう?

というようなハッピーな毎日を送っていたのです。

 

だがしかし!

当たり前ですが、そんなに都合の良いことは長く続きません。

研修が終わるとめんどくさい部署に配属され、毎日ボロ雑巾のように働かされます。

鳴り止まない電話。

止まらない罵倒。

理不尽な扱い。

他にも様々です。

とくに入社1年目が大変で、心身共に干からびるまでクタクタにされました。

 

募る不満

時が経つこと数年。

どんなに大変でも最初は頑張っていましたが、3年もする頃には既に意気消沈。

すっかりと心情が変わってしまいます。

頑張って入社した大企業だし給料は高い。

安定もしてるしボーナスだってちゃんと出ます。

もう辞めたい。

いっそバイトでも良いし給料安くても良いからここを立ち去りたい。

そう思っていたのです。

何故かって??

それは私の部署の上司と仕事内容に原因がありました。

 

私の部署は5人~6人の少人数で形成されたグループでした。

そしてそのメンバーで仕事を分担しているのですが、明らかに私の仕事だけ多いのです。

理由は先輩社員の人事異動で業務分担が変わったから。

1人減という状況で、なぜかその人の業務がまるまる私のところに来たのです。

普通は残りのメンバーで分配するんじゃない??

そもそも上司で給料の高いはずの上司こそ多めに働くべきじゃない?

不安はどんどんと募っていきます。

 

私が一生懸命働く中、甲子園中継で盛り上がる先輩社員たち。

私がゴールデンウィークや年末年始もカレンダー通り出勤する中、当たり前のように有給休暇を消化しまくる先輩社員たち。

私が一生懸命働いても評価が上がらない中、何もせず評価の高い先輩社員たち。

業務中なのに飲み会の話しかしない先輩社員たち。

遊ぶ上司、タバコばかりすって仕事しない上司・・・。

 

もううんざりです。

他にも挙げ出したらきりがありません。

だんだんと会社を辞めたい気持ちが高まっていくのでした。

 

3年は我慢しろと言うけれど

世間一般的に「3年は我慢しろ」「石の上にも三年」などと言われます。

ただ、その3年という数字に全く根拠はありません。

その方が会社や上司にとっても都合が良いだけなのです。

それはコストとか雑用を任せられる下っ端がいた方がいいと言う大人の事情。

汚い大人達です。

そんな大人にはなりたくない。

辞めたい人がいたなら背中を押して応援するべきだし、たとえ自分が辞めたくなったら辞めやすい会社を選びたい。

本気でそう思っています。

 

でも当時の私はその言葉に騙され、「とりあえず3年」だとか「年末までは頑張る」と言っていた時期もあります。

本当にバカでした。

辞めたいなら直ぐに辞めないとズルズルいくだけなのに・・・。

私は決心が付かず仕事を続けてしまいました。

しかもどんどんと仕事が増えていき、より一層『辞めづらい環境』になる。

そして気づけば辞めたいと考えてから、早5年の月日が経っていました。

本当に恐ろしい、心の底から辞めたいと思っていたのに。

完全に泥沼です・・・。

 

辞められなくなった理由

私本気で会社を辞めたいと思っていました。

上司に一言伝えて今ある仕事を全て引き継ぐ。

けれど『たったそれだけの行為』が出来ませんでした。

業務が忙しすぎて引き継ぎ出来ません。

上司に伝える勇気がありません。

同僚に迷惑がかかってしまう、嫌われるのではないか・・・。

そんなことばかり考えていました。

 

 

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体への変化

仕事を続けるにつれ、私の体はだんだんおかしくなっていきます。

動悸や息切れ。

睡眠不足による集中力低下。

突然の鼻血。

あとは髪が抜け落ちたりもしたっけな。

医療に詳しくない素人からみても明らかに異常。

絶対にやばい状況です。

間違いなく鬱だったし、周りからもそう言われ続けました。

(病院にいく余裕も気力すらなかった。)

 

目が覚めた瞬間

しかしある時、私の人生で大きな転機が訪れます。

それは上司との定期面談のこと。

そこでとある『些細な』会話がありました。

詳細は伏せますが、その話を聞いて私は憤慨します。

私はこれだけ会社に尽くしてきたのに。

プライベートよりも仕事を優先してきたのに。

けどその仕打ちはないだろう。

と、感じたのです。

 

そこで完全に目が覚めました。

会社にとって社員なんて使い捨てみたいなものだし、 私がこの会社に貢献したいとも一生働きたいとも一切思いません。

だったら早い内に辞めてしまおう。

そう決意し、その日のうちに辞めることを伝えました。

続く

 

最後に:我慢せずに辞めるのが吉

今でこそ明るくボケたりフザけたりした記事も書いてますが、この当時は散々たるものでした。

辞める直前なんて上司に普通に当たり散らし、後輩からは「怖くて話しかけられない」と思われていたそう。

(後で他の人経由で聞きました。)

人はストレスが溜まると性格が変わります。

我慢は人を壊します。

 

それに顔色も悪く、いつも死んだ魚のような目をしていたらしい。

自分では気づかないほど追い込まれていました。。

でも私は今完全復活してますし、心も体も元気。

(腱鞘炎だけど)

運が良かったと思っています。

体は資本という言葉もあるように、体を壊しては元も子もありません。

だから決断は速い方が良い。

 

それから私は昔じみた 『努力は正義』だとか『仕事は辛抱』なんて馬鹿馬鹿しいと思っています。

そう思えるようになったのも、こうやって会社を辞められたから。

心にだいぶ『ゆとり』が生まれました。

悩んでいたら今すぐ会社を辞めろ!

なんて無責任なことは言えないし、仕事を辞めて更に辛い人生を送る人だって必ずいます。

それに辞めたくても辞められない状況や、伝える勇気がないメンタルの弱い人だっているのも分かってます。

私もそうだったから。

でも少しでもこの気持ちを伝えたいと思い、今この記事を書いています。

悪いことは言いません、ストレスが溜まる会社なら今直ぐ辞めた方が自分のためです。

我慢は良くない。

その方が絶対に後で後悔しないのだから。

 

でも辞めたいけどやっぱり言い出せない・・・な人はこちらの記事も是非♪

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管理人

わらび餅。

 

昔はそこその大企業に務めていたが、退職して独立を目指すも見事失敗!
今は腱鞘炎と借金が付きまとう派遣社員で、世間の厳しさに耐えながらほそぼそと生活中。

借金持ち?
税金も払えない?
そんなの関係ない!
いずれ大物になることを夢見ているらしい。

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